2006年04月08日

劇場版 NEON GENESIS EVANGELION - DEATH (TRUE) 2 : Air / まごころを君に |GAINAX

劇場版 NEON GENESIS EVANGELION - DEATH (TRUE) 2 : Air / まごころを君に劇場版 NEON GENESIS EVANGELION - DEATH (TRUE) 2 : Air / まごころを君に
出演:緒方恵美 /三石琴乃 /山口由里子 /林原めぐみ /宮村優子
キングレコード
発売日 2003-11-27

TVオンエア終了後、激しく賛否を呼んだ最終回を映画でやり直すという前代未聞の企画で製作され、一大ブームとなったSFアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』劇場版。その内容は、テレビ版の総集編を改定した『DEATH(TRUE)2』と、真のラストを描く『AIR/まごころを、君に』の2部構成。前者の構成は、単なるダイジェストではなく、ドラマをシャッフルさせながら観る者を魅惑の悪夢に誘うかのような趣向であり、後者は人類補完計画の発動に伴う主人公たちの運命が描かれていくが、そこには本作のファンの主層でもあろうアニメおたくに対する批判が、作り手自らの痛みも伴いながら繰り広げられていく。従って、その結末にも安易な希望など見受けられず、当然ながらさらなる賛否の激しい議論を呼んだ。いずれにせよ、現代の脆弱な心のまま生きる日本人に痛切なアンチテーゼを発信し、社会現象を巻き起こすに足る問題作であったことは間違いない。(増當竜也)

心の奥深くに傷がある人におすすめ。 2004-05-07
はっきり言ってこのアニメ最高です。
面白いと言うものではなく、心の中に深く深く突き刺さる作品ですね。
正直アニメでこんな気持ちになるとは、思いませんでした。
そして、独自の世界観があります。この作品のせいで僕の頭の中の「心に残る名作シリーズ」でAIR(key)が一番じゃなくなりました。
この作品見れば見るほど、新しい発見があって面白いです。見終わったあと、しばらくは放心状態でしたね。この後見たサザエさんでさえ邪悪に感じました。
ただ人を選ぶ作品ですね。
…とにかくアニメの中で最高峰です。一度見てみては?  @>

それでもやっぱり・・・好きなんだなぁ 2004-06-18
あえて作り手側から明確な「答え」を出さないのは、なんだか、いま現在の様子を見ると「やっぱり商売」なのかと思ってしまいます。常に「腹八分」にされていると、満腹したいがために、次に提供されるものに飛びついてしまうものです。TV版後半の「次回予告」をみていて思っていました。どんどん手が抜かれていき、終いにはコンテのままになって「ホントに制作時間が足りないのね…」と。そうしてあのエンディング…。「本物のラストは劇場で」という意向で作られた(と思う)本作品は、やはり明確な答えのないまま終わっています。
ハッピーエンドでも、バッドエンドでも、きちんと「The End」して欲しかった。先行上映されたバージョンのタイトルが「The End of Evangelion」というのも、何やら皮肉っぽいですが…そして昨年より「エヴァ再起動」のフレーズで、様々なものが発売されましたが、やっぱり買ってしまった…(笑) この商売上手な会社の「終わることのない補完計画」がいつまで続くのか見当がつきませんが、貞本義之氏のコミック版だけでも「スッキリとした」かたちで締めくくられることを熱望します。

作品の完成度は最高!!だが... 2005-01-12
ひょんなことからエヴァのTVシリーズをみてとても面白く興味深いものだったのでこれも絶対チェックしなければ!!と思いみたのですが...
あまりの過激な表現に正直なとこかなりの胃の痛みを覚えてしまいました。なんでここまでするのかと...。とにかくグロテスク。しいていえば『AKIRA』のさらに上をいくので『AKIRA』をみて気持悪いと感じた人はこれをみるとその事本当に肝に免じてください。ていうかこの映画一回みただけでは理解するのは難しいですね。何回もみないと分かってこない部分もあります。ラストも少し目元が熱くなるシーンもあってとてもよかったです。個人的にこの映画を理解するために何回も見たいのですが上記にも述べたあまりの過激さ表現ゆえにちょっと二度とみる気にはなれません(今のところ)。
でも映画そのもののクオリティはかなり高いのでみてみる価値はぜったいあります☆※ちなみに僕は『AKIRA』は大丈夫でした(むしろ面白かった)!!


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NANA -ナナ- スペシャル・エディション |中島美嘉

NANA -ナナ- スペシャル・エディションNANA -ナナ- スペシャル・エディション
出演:中島美嘉 /宮崎あおい /成宮寛貴 /平岡祐太 /丸山智己 /玉山鉄二 /松田龍平
東宝
発売日 2006-03-03

カリスマ的な人気を誇るコミックを、原作ファンの期待を裏切らない、ぴったりのキャスティングで映画化。描かれるのは原作の5巻までの物語で、ナナと奈々の出会いと再会、それぞれの東京での新生活と、複雑な恋のドラマが展開する。2人が共同生活する「707号室」のインテリアや、ナナが愛用するヴィヴィアン・ウエストウッドのファッションなど、原作の世界が無理なく映像に溶け込んでいるのが成功の理由だろう。
ライブシーンで歌唱力をいかんなく発揮する中島美嘉。恋に夢中になり過ぎる、ある意味、女の“嫌な”部分も演じる宮崎あおい。彼女たちの名演技は、いつしか観る者を、2人の友情に共感させていく。一見、恋愛には冷めているナナが、じつは過去の愛から逃れられないなど、正反対に見える主人公2人それぞれに、人間の多面性が振り分けられており、このあたりは原作のうまさ。一見、流行の先端を行っているようで、本質は普遍的な友情の物語なので、世代を超え、誰もが感動してしまうのだ。原作者の矢沢あいが作詞し、HYDEが作曲した主題歌は、いつまでも耳に残る。(斉藤博昭)

そっくりの仕上がり 2005-11-09
漫画を読んでいてNANAを観ました。
イメージが壊れないかと心配しましたが、
ほんとそっくりでした。
演技もセリフも場面もほんと漫画に忠実にできています。
ただ、やはり映画にすると漫画よりも心情がでないので
ナナとレンの恋愛や奈々と章司の恋愛が薄く感じられたのが残念です。
若いこ向けの映画かも。

★原作のイメージどおりのナナと奈々★ 2005-10-01
2人の役へのはまりっぷりには見る前から期待大でしたが、
期待を全く裏切りません。原作のイメージを壊すことなく安心して見れます。
5巻までを2時間でということで、物語の展開や、2人の友情以上の感情が
ちょっとはしょられている感はありましたが、全然許せる範囲。
蓮は松田龍平じゃない!!なんて思っていましたが、これが案外いけるんです。
うまく映画化したと感心しました。続編にも期待。玉山鉄二、大活躍の予感。


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となりのトトロ

となりのトトロとなりのトトロ
出演:日高のり子 /坂本千夏 /糸井重里 /島本須美 /高木均 /雨笠利幸 /宮崎駿
ブエナ・ビスタ・ホームエンターテイメント
発売日 2001-09-28

小学6年生のサツキと4歳の妹メイが引っ越してきたおんぼろな家の隣には、遠く見上げるほどに大きなクスノキの森があった。やがて2人はその森の主である「へんないきもの」トトロと出会い、胸躍る体験をすることになる…。
かつてはこんなにも豊かだった日本の自然と、それに畏敬の念をもちながら暮らす生き方のすがすがしさ。そんなテーマを夢あふれる作品に仕立てたのが、この『となりのトトロ』だ。『ルパン3世カリオストロの城』『風の谷のナウシカ』などを手がけ、アニメファンの間ではすでにカリスマとなっていた宮崎駿監督の存在を一般に知らしめた作品でもある。
他人への優しさを忘れない人々、両親の言葉ひとつひとつに込められた愛情、何げない日常の1コマがドキドキするものに変わるその瞬間。どの場面を見てもみずみずしく、そして懐かしい。トトロの姿に子どもは目を輝かせ、大人は心が洗われる、まさに世代を超える名作と言えるだろう。(安川正吾)

大人がなくしてしまったもの 2002-07-11
 個人的には宮崎監督の最高傑作といえばこれではないかと思う。登場するキャラクタ達のかわいらしさや個性はもちろんだが、姉妹や親子をこれだけ瑞々しく描いたアニメーション作品は、他に類を見ないのではないだろうか。子どもたちの心理描写や仕草、行動理念など本当にみごとに描いており、何度見ても安心して楽しめる作品である。そして、最後に残るのは、もう彼らに会うことができない大人という存在の寂しさではないだろうか。

宮崎作品はあまり好きでは無かったのに・・・。 2005-04-17
これだけは、本当に面白かったです。放映当時より、今観る方が、とても可愛くて、最高です。
子ととろ達と追いかけっこする所がスゴク好きです。何回も観たくなって、何回も観ました。飽きません…困った。ととろ中毒ですね。今や寝る前のBGM代わりに「あ・る・こ〜、あ・る・こ〜♪」って流してます。

きょうだいっていいな 2004-11-20
昔、小さい頃にこの映画を観たときは、トトロや猫バス、不思議な生き物たちが出てくるファンタジーだと思って楽しく観ていましたが、結婚して、子供を産んでからあらためて観ると、とても深い内容だと思いました。
私も妹がいて、両親は共働きで、学校から帰って誰もいない家で、妹の面倒を見ていたことを思い出します。しかも妹は、メイちゃんばりの我が儘(笑)で、いつも言い聞かせるのに大変だったなあ、でも、イザという時には妹のが強かったなあ、なんて、たわいもないことを思い出しつつ、自分とサツキちゃんを重ねているのを発見。
「なつかしい」と感じたのは、田園風景などはもちろん、「小さかった自分」を見るようだったからなのかもしれません。
宮崎監督、なんでこんなに人の、しかも幼い子供たちの気持ちが解るの?!何度でも観たくなる映画です。

不思議なキャラたち 2004-07-26
何度見ても、ネコバスに乗ってみたいと思ってしまいます。
あのふわふわした座席に座って、猛スピードで走る爽快感を
味わいたいものです。
トトロを初め、色々なキャラが出てきますが、そのどれも
が魅力的。雄大な自然に囲まれた田舎を舞台にしているせいか、
ほんとにこんな生物がいそうだなと感じさせてくれます。その中でも、特にネコバスが好きです。
監督は「飛ぶ」ことにこだわりがあるらしく、みんなが
寝静まった真夜中にサツキ達が空を飛ぶシーンは、すごく
印象的です。
自然への敬意と、ファンタジックな夢に溢れた物語です。

イイ! 2005-11-05
舞台が昔の田舎だからこそ、こんなに童心にかえれる映画になったんじゃないかと思います。トトロがほんとに住んでそうなこんな風景は今の時代にはほとんど見ることができないからこそ、よりいっそう懐かしさを覚えさせます。この映画はぜひ家族で見て欲しい作品です!


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さよならみどりちゃん |星野真里

さよならみどりちゃんさよならみどりちゃん
出演:星野真里 /西島秀俊 /松尾敏伸 /岩佐真悠子 /藤沢大悟 /中村愛美 /千葉哲也
ハピネット・ピクチャーズ
発売日 2006-02-24

平凡なOLのユウコ(星野真里)はカフェの軽薄な店員ユタカ(西島秀俊)に抱かれるが、彼にはみどりという彼女がいるという。ユタカに嫌われまいと、何も言わずに彼と付き合い続けるユウコ。無理やりカラオケスナックのホステスにされたり、まだ10代のグラマラスな店員・真希(岩佐真悠子)にユタカをめぐってライバル宣言されたり、ぎくしゃくしながら曖昧な関係は続いていくが…。
南Q太の同名コミックを原作に『ロボコン』の古厩智之監督が等身大の女性の恋愛心理を巧みについた秀作。これが映画初主演の星野真里のはかない存在感が実によく、女優としてのステップアップを見事に体現しえている。また同性から見るとイライラしてくるほどに、西島の駄目男ぶりは板についていてうまい。またカラオケスナック内の描写などもほどよい猥雑感で捉えられており、それがラストのカタルシスにも繋がっている。(増當竜也)


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タッチ スペシャル・エディション |長澤まさみ

タッチ スペシャル・エディションタッチ スペシャル・エディション
出演:長澤まさみ /斉藤祥太 /斉藤慶太 /RIKIYA /平塚真介 /上原風馬 /安藤希
東宝
発売日 2006-03-24

あだち充の、あまりに有名なコミックを実写化。実際に双子で、野球経験もある斉藤兄弟が、達也と和也を、2人の幼なじみの南役を長澤まさみが演じる。明星学園の野球部は、1年生エース、和也の活躍で、地方大会を勝ち進む。しかし、あと1勝で甲子園という決勝の朝、和也は交通事故で亡くなり、彼の意志を継ごうとする達也が野球部に入部。ストーリーの基本は、原作どおりだ。
達也と和也、南の微妙な三角関係は、高校生にしては純情過ぎるキライもあるが、そのピュアさが本作の魅力でもある。俳優たちの演技も、まっすぐで好感。とくに長澤まさみは、同年代の女優のなかでは格段の演技力で、原作ファンが抱く“南”のイメージを裏切らない。何気ない表情が、じつに自然なのだ。アニメ版の有名な主題歌が「ここぞ」という場面で流れ、クライマックスで達也と和也の姿が重なる映像で感動は最高点に達するはず。犬童一心監督による映像はリリカルで、要所に突きぬけるような青い空が挿入され、とことんさわやかな仕上がりになっている。(斉藤博昭)


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牙狼<GARO> 1 |小西大樹

牙狼<GARO> 1牙狼<GARO> 1
出演:小西大樹 /肘井美佳 /藤田玲 /京本政樹 /蛍雪次郎
バンダイビジュアル
発売日 2006-04-26

前作のTVシリーズ「鉄甲機ミカヅキ」の不調が嘘のようだ。鬼才・雨宮慶太の新しい代表作と言っても過言ではないだろう。「牙狼・GARO」は人類を襲い、人間の魂を吸い取る魔族ホラーと戦う魔戒騎士の末裔・冴島鋼牙の物語である。
寡黙でストイックな鋼牙は、幼い頃から魔戒騎士となるための修行を受けており、マスカレーダーと呼ばれるマスクを装着し、黄金の鎧を纏うことで最強の黄金騎士ガロとなる。
シリーズはガロとホラーとの戦いを描く。エピソードごとに異なった特徴を持つホラーが出現するあたりも面白いが、「牙狼・GARO」の最大の見どころは、なんと言ってもアクションとCGの見事な融合である。横山誠アクション監督は、ワイヤーワークや日本伝統の殺陣など、あらゆるアクション・テクニックを縦横無尽に駆使。カッコ良く、迫力ある映像を創り上げた。これにオムニバス・ジャパンの手によるCGI、ミニチュア特撮などが加わった結果、劇場用映画並のクォリティを持つエピソードが続出。総監督・雨宮慶太の独自の世界観が最強のスタッフワークにより、新世紀に開花したと言えるだろう。
出演者ではヒロイン・カオル役の肘井美佳が時折見せるメイド、バーテンなどのコスプレ姿がキュート!(斉藤守彦)


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博士の愛した数式 |寺尾聰

博士の愛した数式博士の愛した数式
出演:加古隆 /上田正治 /寺尾聰 /深津絵里 /齋藤隆成 /吉岡秀隆 /浅丘ルリ子
角川エンタテインメント
発売日 2006-07-07

小川洋子原作の同名小説を映画化。タイトルどおり数学の「数式」が登場するのだが、できあがった映画は“理系”よりも“文系”の印象。全編に、メランコリックで心地よい空気感が漂っている。交通事故の後遺症で、80分しか記憶が持たない博士の元に、新しい家政婦がやって来る。やがて彼女の息子も訪ねて来るようになり、博士は息子の頭の形から彼をルート(√)と呼び、3人の絆は深まっていく。
物語は、成長して数学教師になったルートが、授業で教えるシーンと並行して進んでいく。「素数」「完全数」といった数学嫌いの人には頭が痛くなる単語も、博士のシンプルな説明で、すんなり耳に入ってくるから不思議。それは大人になったルートの授業でも同じで、演じる吉岡秀隆の真摯な教師ぶりに引き込まれるのだ。博士とルートのドラマには、阪神タイガースなどのネタを効果的に使用。ドラマチックな何かを期待して観ると肩すかしを喰らうが、ほんのりと温かい後味は得られる。それは小泉堯史監督の持ち味でもある。(斉藤博昭)


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容疑者 室井慎次 |柳葉敏郎

容疑者 室井慎次容疑者 室井慎次
出演:柳葉敏郎 /田中麗奈 /哀川翔 /八嶋智人 /吹越満 /佐野史郎 /柄本明 /真矢みき
ポニーキャニオン
発売日 2006-04-19

新宿で起きた殺人事件の捜査本部長を務めていた室井管理官。その事件の捜査線上にあがってきたのはなんと現職の警察官。だが取り調べ中に被疑者は逃走、交通事故で即死してしまう。そんな中、被疑者の母親は過剰な取り調べがあったとして室井を刑事告訴する。
柳葉敏郎扮する室井慎次が逮捕されるという衝撃の展開から始まる本作は、かなりシリアスな作品だ。しかしこの事件にかこつけて警視庁と警察庁が争いを見せるなど、これまでの『踊る大捜査線』シリーズが描いてきた組織論が下敷きになるなど、意外にも『踊る〜』のノリがかなり濃厚に残っている。ハリウッド映画よりも日本映画を愛してきた監督・君塚良一のテイストも色濃く出ており、実に面白い作品だ。『交渉人』とは真逆のタッチで『踊る〜』世界観を広げたのがポイント。(横森文)

「踊る〜」プラス仁侠映画的要素あり?という感じ。 2005-09-30
 やはり映画ということもあってスケール観があった。そして今までの「踊る〜」シリーズから決して逸脱していないことも。ただ警察の権力争いという部分が、ナレーションで補ってはいても「踊る〜」初視聴者には理解しにくかったのではないかと思う。そこはおそらく小説版ではっきりするに違いない。 ともかく、私にとって「容疑者 室井慎次」は、期待通りの素晴らしい映画だった。商業的な部分(関連本など)で全体としての評価は下がりそうな気配だが、映画そのものは「踊る〜THE MOVIE」に勝るとも劣らない出来上がりだと思う。DVDの発売がとても楽しみである。

DVDで 2005-09-13
この映画は、警察庁と警視庁の争いや弁護士どうしの対決を描いた難しい作品になっています。
 意見が真っ二つに分かれる内容になっており、劇場で一回目を見たときは、正直自分自身あまり面白く無かったです。でも二回目を見てみると、一回目とは違って奥深さを感じ、面白さを感じました。
 ですから、劇場で見るのではなく、DVDでなんども見たほうがより一層楽しめると思います。
 みなさんも、二回目以降と一回目では感じ方が違うと思います。なので、ぜひDVDで何度も観賞しこの作品を味わってみてください。

君塚脚本の代表作 2005-09-10
『踊る大捜査線』シリーズや、ドラマ『TEAM』(主演:くさなぎ)、お正月ドラマの『ナニワ金融道』シリーズ(主演:中居)を手がけたことで知られる脚本家の君塚良一。前作の「交渉人 真下正義」は君塚脚本ではなかったためか、エンタティメント性やスペクタクル感を重視した作風で、子供から大人まで楽しめる作品となっており、良くも悪くも“万人ウケ”する作品でした。
これは、踊る大捜査線MOVIE2「レインボーブリッジ〜」にも見られた傾向で、この根底には“ドラマシリーズを見ていない人でも楽しめる映画”というコンセプトが大きく影響していたと思われます。しかし今回の「容疑者 室井慎次」はこれを打破したかのような作品で、ドラマシリーズに原点に立ち戻り、官僚同士の派閥争いや捜査上の取引などを全面的に押し出した作品となっています。
そのため、本作は、少なくとも“警察庁”“警視庁”の仕組みや人事構成を理解していないと内容が半分わからないというおそれがあります。しかしこの派閥争いや、「正しいことがしたくてもできない」というジレンマ、これこそ君塚脚本の真骨頂ではないでしょうか。踊る大捜査線ドラマシリーズに魅力を感じた、または感じていたならば是非ご覧ください。
近年の踊る大捜査線(映画シリーズ)には若干薄れていた、作品としての“衝撃”が、この作品には確かに存在しています。


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亀は意外と速く泳ぐ デラックス版 |上野樹里

亀は意外と速く泳ぐ デラックス版亀は意外と速く泳ぐ デラックス版
出演:上野樹里 /蒼井優 /岩松了 /ふせえり /要潤 /伊武雅刀
ジェネオン エンタテインメント
発売日 2006-01-25

学生時代から平凡な女の子だった片倉スズメは、結婚しても平凡な専業主婦だった。幼馴染のクジャクはエキセントリックな変わり者で、いつもスズメは振り回されていたが、それでも怒ることもなく、なんとなーくいまでも友達だ。ところがある日、スパイ募集の広告を見て、思わず電話をかけてしまう。夫が海外赴任中でいないのをいいことに、スズメはスパイになることに。
「イン・ザ・プール」の三木聡監督が「スウィング・ガールス」の上野樹里を主役に迎えて作り上げた脱力コメディ。なんのとりえもないように見えるスズメだが、彼女のまわりには風変わりな人物が集まってくる。こんな人生でいいのか・・と思うだけだったスズメだが、自らアクションを起こすことで人生が刺激的に転がっていく。スパイになることで無色透明な日々が色づいていく様子をユーモラスに描いた愛嬌たっぷりのコメディ。共演は、ふせえり、岩松了、蒼井優。個性派役者の芝居もおおいに楽しめる。(斎藤香)

脱力系の笑いがツボにハマルかも 2005-10-28
全体的には、石井克人監督の「茶の味」の雰囲気に似ている。おかしな登場人物、変なこだわりというか、全編を通して繰り広げられる「ユルイ笑い」の数々。その平凡さが買われ、新人スパイに採用された主人公。これで、刺激的な生活を送れる!と思っていたら、命じられたミッションは「平凡に過ごすこと」だった。(笑) 平凡な彼女にとって、「平凡に、平凡に」と奮闘すればするほど、平凡から遠ざかってしまう。このギャップが面白い。全部が全部笑えるわけでなくスベル笑いもあるのだけど、スベッタらスベッタで、その間というか、漂う空気がいい。最高だったのは『手羽先ナチス』と「世界を欺いているのはオマエの生え際だ」というセリフ。これには笑った。さらには、近所のオッサンたちが、実は潜伏スパイだったり、商店街のアナウンスが、暗号の合図だったりと、平凡な日常がサスペンスに満ちた(←あくまでユルク緊張感はほとんどない)ものだったという事実。(笑) そして、冗談みたいなストーリー設定を、とにかく真剣に演じてみせるキャラクターたち。主人公スズメを演じる上野樹里がイイ。このあいだ「スウィング・ガールズ」で女子高生を演じたのが、いきなり主婦だもんね。平凡でダサイ新米主婦が似合ってました。スズメと対照的なクジャク役の蒼井優も、出番は少ないけど、なかなか強烈。顔に似合わぬ破天荒さを見せているし、クセの強いキャラクターには、クセの強いキャスティングをとばかりに、ふせえりや岩松了といった、個性的な脇役陣を配したのが上手くいっており、そんなアホな、というキャラ設定にも、不思議な説得力を持たせている。

かつてない脱力系コメディ。笑いすぎご注意 2005-10-25
この作品、映画館で観たのですが、「脱力系エンターテイメント」と銘打っているだけあって力の抜け具合が絶妙! マッタリ系ギャグが全編に散りばめられて、上映中は館内にクスクス笑いが絶えませんでした。【ご注意】ユル〜いギャグが苦手の方にはお勧めできません(笑)。普通の主婦・スズメ役を演じる上野樹里は、最大の魅力である〈天然〉ぶりが三木聡監督の手で余すところなく引き出されており、現時点で『スウィングガールズ』と並ぶ彼女の代表作といっても過言でないと思います。そしてスズメの親友・クジャク役の蒼井優も熱演。樹里さんと対照的なゴージャスな雰囲気、そして実は無理していたり寂しさもある…というところまで、しっかり表現していました。脇を固めるベテラン俳優陣もみんな好演でした。要潤さん演じる「加東先輩」はある意味衝撃的!? 要さんファンは心して見るべし(笑)。そして、この映画は音楽も素敵。レミオロメンというグループは全然知らなかったのですが、エンドロールに流れる「南風」はノリのいい名曲! 爽快な気分で映画を見終わりました。DVD発売決定は嬉しいですが、発売日がもう待ちきれません!!

不思議な世界 2005-07-25
平凡な専業主婦である主人公がひょんなことからスパイのアルバイトをすることになる。
スパイは目立ってはいけないということで、平凡であることを要求される。もともと平凡なんだからそのままにしてればいいものを、意識してしまうと、逆に平凡であることがどういうことかわからなくなってくる。
そんなお話。
とにかく不思議な世界に迷い込んでしまいそうになる。そしてそれが実は我々が生きているこの現実だったりする。
そんなお話。


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